【肩こり・腰痛】ストレッチしても治らない原因とは?東洋医学で考える改善方法

2026年07月30日

「毎日ストレッチやヨガを頑張っているのに、肩こりや腰痛がなかなか良くならない……」 「年齢や疲れのせいだと諦めていらっしゃる方」

もしかすると、その不調の根本原因は別にあるかもしれません。

15年以上、延べ5万人以上の施術に向き合ってきた中で、頑固な肩こりや腰痛に悩む方に共通して見られるのが、東洋医学でいう「瘀血(おけつ)」の存在です。

今回は、ストレッチや筋トレだけでは改善しない本当の理由と、体の中から「お血」を流して不調を解消する方法についてお話しします。

1. 肩こり・腰痛が治らない原因は「お血(おけつ)」にある

「お血」とは、血の巡りが悪くなってドロドロになり、体内で滞ってしまっている状態を指します。特に肩や腰、膝の周辺に溜まりやすく、重だるさや慢性的な痛みを引き起こす原因になります。

お血が溜まりやすくなる主な原因には、次のようなものがあります。

  • 長時間の同じ姿勢(デスクワークやスマホの多用)

  • ストレスや冷え

  • 食生活の乱れ

たとえストレッチやヨガ、筋トレを熱心に行っていても、この「お血」が川のゴミや泥のように体内に淀んで滞っている限り、それは一時的な解消(対症療法)にすぎません。川の根本の淀みを取り除くように、まずは巡りを良くすることが大切です。

2. 人相学の視点から見る「お血」と心身のサイン

東洋医学や人相学の視点では、血流の滞りは見た目や性格、メンタル面にも影響を与えるとされています。

  • 顔色のくみ、目の下の黒っぽいクマができやすい

  • 首や肩に強い張りがある人は、頑固な性格やイライラしやすい傾向が見られる

血行不良が続くと、無意識に眉間にしわが寄って怒りっぽくなったり、メンタルが不安定になったりすることも。「血流が巡ることで、心も穏やかに変わる」という視点はとても大切です。

3. 根本から巡りを整える!経絡&ツボのセルフケア

滞ったお血を効率よく排出するために、ご自宅でできる「経絡」と「ツボ」の刺激法をご紹介します。

① 経絡のケア(足の裏側・内側の刺激)

肝経・脾経・腎経など、足の先から股関節周り(足の内側)へとつながる経絡を、手の親指の付け根(面)で痛気持ちいい強さで20回ほどさすり上げます。日常生活で動かすことが少ない場所だからこそ、意識的に刺激して流れを作ることが大切です。

② ツボのケア

次の3つのツボを、左右それぞれ10回×3セットを目安に優しく刺激しましょう。

  • 合谷(ごうこく / 親指と人差し指の骨が交差するくぼみ):気血の巡りを良くし、痛みや目の疲れ(眼精疲労)を和らげる。

  • 血海(けっかい / 膝のお皿の上の内側から指3本分上):名前の通り「お血の改善」に特化した、女性ホルモンやむくみにも嬉しいツボ。

  • 三陰交(さんいんこう / 内くるぶしから指4本分上):血行促進や冷え、婦人科系の不調を整える。

4. お血を改善する「5つの食習慣」

外からのケアと合わせて、口にする食べ物からも血の巡りをサポートしましょう。

  1. 香味野菜系(生姜、ニンニク、玉ねぎ、ネギなど):血行促進と冷えの改善に。

  2. 黒い食材(黒ごま、黒豆、プルーンなど):血や水の巡りを助ける。

  3. 鉄分の多い食材(レバー、ヒジキ、小松菜、ほうれん草など):血を増やし、巡らせる。

  4. 発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬け、酢など):腸内環境を整え、血流アップをサポート。

  5. 酸味系の食べ物(梅干し、黒酢、スモモなど):血の滞りを流す「活血(かっけつ)作用」を持つ。

※逆に、冷たい飲み物や甘い食べ物の摂りすぎ、遅い時間帯の食事は血流を悪化させるため注意が必要です。

まとめ:運動の「前」に、まずは巡りの土台づくりを

肩こりや腰痛を解消するために運動することはもちろん素晴らしいことです。しかし、もしあなたが「いろいろ試したのに良くならない」と感じているなら、まずはお血をしっかり排出する(巡りの土台を整える)ことから始めてみてください。

ストレッチや筋トレの「前」に、経絡やツボの刺激を取り入れる。その小さな習慣の積み重ねが、頑固なコリや痛みを根本から変える大きな一歩になります。

今日から、ご自身の体を労わる「巡りケア」をぜひ生活に取り入れてみてくださいね。



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