【猫背・巻き肩】背中だけ伸ばしていませんか?姿勢を良くする前に見てほしい体のつながり

2026年09月30日

猫背や巻き肩が気になって、

「姿勢を良くしないと」

「背筋を伸ばそう」

「胸を張ろう」

「肩甲骨を寄せよう」

と頑張っていませんか?

もちろん、背中を伸ばすこと自体が悪いわけではありません。

やってみて気持ちいい方もいるでしょう。

ただ、ここで一つ考えてほしいことがあります。

背中が丸く見えているからといって、本当に背中だけの問題なのでしょうか?

猫背や巻き肩を見るとき、僕は背中だけではなく、肩・胸郭・腕・呼吸なども一緒に確認します。

今回は「正しい姿勢を作る」のではなく、

なぜ今、自分の体はこの姿勢になっているのか?

という視点から、自分の体を確認していきましょう。

猫背・巻き肩が気になる人ほど「良い姿勢」を作らない

まず現在の体を確認します。

このとき、わざと良い姿勢を作らないでください。

胸を張らない。

背筋を伸ばさない。

お腹にも力を入れない。

普段どおりの姿勢で座るか、立ってみましょう。

最初に肩を上げて、そのままストンと下ろします。

左右で動きやすさに違いはありませんか?

次に、両腕を前から上げてバンザイします。

無理に上げる必要はありません。

耳の横まで自然に上がるでしょうか?

途中で肩が詰まる。

片方だけ上げにくい。

腰を反らさないと上がらない。

人によって違いがあります。

さらに体をゆっくり右へひねり、次に左へひねります。

左右どちらが動きやすいでしょうか?

この感覚を覚えておいてください。

セルフケア後にもう一度確認します。

「良い姿勢を頑張って作る」と「自然にそうなる」は違う

ここで一度、自分が思う「良い姿勢」を作ってみてください。

背筋を伸ばす。

胸を張る。

肩を後ろへ引く。

見た目は姿勢が良くなったように感じるかもしれません。

では、その状態で10分、20分、1時間と過ごせるでしょうか?

力を抜いた瞬間に元へ戻るのであれば、

「良い姿勢を頑張って作っている状態」と「自然にその姿勢になれる状態」は同じではありません。

僕が見たいのは、

なぜ力を抜くと、今の姿勢になるのか?

というところです。

背中が丸い=背中だけの問題とは限らない

背中が丸くなると、

「背中を伸ばしましょう」

と言われることがあります。

しかし、もう少し広く体を見てみましょう。

背中の前には胸郭があります。

その横には肩があり、さらに腕がつながっています。

スマートフォン。

パソコン。

料理。

洗濯。

車の運転。

買い物袋を持つ。

日常生活を考えてみると、腕を体の前で使う時間はかなり多いですよね。

腕を前で使う時間が長くなれば、肩や胸まわりの動き方にも影響する可能性があります。

その結果として背中が丸く見えているのであれば、背中だけを伸ばしても、また同じ姿勢へ戻ることがあります。

だから僕は猫背や巻き肩を見るとき、

肩は動いているか?
胸郭は動いているか?
腕は動かしやすいか?

というところまで確認します。

姿勢は「テント」のようなもの

姿勢をテントに例えてみましょう。

テントは、一か所だけで形が決まっているわけではありません。

いろいろな方向からロープで引っ張られ、全体のバランスで形が決まります。

例えば、片側のロープだけが強く引っ張られてテントが傾いたとします。

そこで傾いているテントの布を手で押して、

「真っすぐになった!」

と言っても、手を離せばまた戻ります。

なぜでしょうか?

傾いているところだけで形が決まっているわけではないからです。

体も似ています。

背中だけで姿勢が決まっているわけではありません。

肩。

胸郭。

腕。

骨盤。

脚。

そして呼吸。

いろいろな場所の動きやバランスの中で、現在の姿勢があります。

だからセルフケアでも、形を無理やり変えるのではなく、

自然に変わりやすい状態をつくる

という考え方を大切にしています。

胸郭が動きにくいまま胸を張っていませんか?

猫背・巻き肩で確認してほしい場所の一つが胸郭です。

簡単にいうと、肋骨を含めた胸まわりです。

胸郭は呼吸するときにも動きます。

ところが、長時間同じ姿勢で過ごすなどしていると、胸まわりを大きく動かす機会が少なくなることがあります。

そんな状態で、

「姿勢を良くしてください」

と言われたらどうするでしょうか?

胸を張る。

肩を後ろへ引く。

さらに腰を反らせる。

こうして「良い姿勢」を作る人もいます。

見た目は真っすぐになっていても、胸郭が動きやすくなったのではなく、別の場所で形を補っている場合もあります。

だから姿勢を見るときは、

見た目が真っすぐかどうかだけではなく、体が楽に動けるか

も確認してみてください。

猫背・巻き肩で意外と見落とされる「腕」

姿勢というと背中や肩甲骨ばかりに目が向きますが、もう一つ見てほしいのが腕です。

腕は肩につながっています。

そして毎日、スマホ・パソコン・家事・運転などで体の前に置いて使う時間が長くなりがちです。

そこで今回は背中を直接グイグイ伸ばす前に、

呼吸する
↓
胸郭を動かす
↓
肩・腕を動かす
↓
もう一度姿勢と動きを確認する

という順番で体を見ていきます。

「姿勢を治すな」の本当の意味

僕は以前から、

「姿勢を治すな」

という言葉を使っています。

これは「姿勢なんてどうでもいい」という意味ではありません。

僕が伝えたいのは、

姿勢を“形だけ”で直そうとしない

ということです。

猫背だから背筋を伸ばす。

巻き肩だから肩甲骨を寄せる。

それで楽になり、その状態が自然に続くのであれば問題ありません。

しかし、

意識している間だけ。

ストレッチした直後だけ。

しばらくすると元へ戻る。

そんな場合は、少し見方を広げてみてください。

体が今、その姿勢を選んでいる背景があるのかもしれません。

形を変える前に動ける場所を増やす。

呼吸しやすくする。

体全体のつながりを見る。

僕はそこを大切にしています。

あんじ整体院で考える「巡り」と姿勢

めぐり研究所では「巡り」という言葉をよく使います。

「巡り=血流」と思われるかもしれませんが、僕が使っている巡りは、もう少し広い意味です。

呼吸できているか。

関節が動いているか。

筋肉が必要以上に頑張っていないか。

体のいろいろな場所が連動できているか。

こうした体全体が変化しやすい状態を考える入り口として、「巡り」という言葉を使っています。

背中を一度も伸ばしていないのに、肩を動かしたら腕が上げやすくなった。

胸郭を動かしたら、体をひねりやすくなった。

そんな変化があれば、

「背中が丸い=背中だけ」ではなかった可能性

に気づくことができます。

東洋医学では体を「つながり」として見る

東洋医学には経絡という考え方があります。

体を一つひとつバラバラに見るだけでなく、つながりとして捉える考え方です。

腕にも複数の経絡があります。

手から腕。

腕から肩。

そして胸や首まわりへ。

こうしたつながりを考えるため、背中が気になる場合でも、肩や腕など少し離れた場所を見ることがあります。

※経絡は東洋医学独自の概念であり、西洋医学でいう神経・血管などと同じものを意味するわけではありません。

セルフケア① 深呼吸

まずは楽に座ります。

良い姿勢を作らなくて大丈夫です。

鼻からゆっくり息を吸います。

そして口からゆっくり長く吐きます。

これを3〜5回程度繰り返します。

「良い姿勢で呼吸しなければ」と頑張らず、肩の力を抜いて気持ちよく呼吸しましょう。

セルフケア② 胸郭をゆっくり動かす

両腕を胸の前で軽く組みます。

そのまま体を右へゆっくりひねり、正面へ戻ります。

次は左へ。

左右5往復程度行います。

腰だけを勢いよくひねるのではなく、胸のあたりから体全体がついてくる感覚で行いましょう。

呼吸を止めず、無理のない範囲で行ってください。

セルフケア③ 肩と腕を動かす

腕を体の前からゆっくり上げ、無理なく上がるところまで上げます。

そしてゆっくり下ろします。

これを5回程度。

次に肩を上げ、そのまま後ろへゆっくり回してストンと下ろします。

5回程度行ったら、反対方向にもゆっくり回します。

ここでも、

「肩甲骨を寄せなければ」

「胸を張らなければ」

と頑張らなくて大丈夫です。

気持ちよく動かすことを優先してください。

セルフケア④ 肩貞(けんてい)

一つ目のツボは**肩貞(けんてい)**です。

東洋医学では小腸経に属するツボです。

腕を自然に下ろし、肩関節の後ろ側付近を探します。

痛いほど強く押す必要はありません。

気持ちいい程度で5秒押し、離します。

これを3回程度。

反対側も同じように行います。

ここで大切なのは、

「肩貞を押せば猫背が治る」わけではない

ということです。

刺激した後に腕の上がり方や肩の感じがどう変わったのかを確認します。

セルフケア⑤ 少海(しょうかい)

二つ目は**少海(しょうかい)**です。

肘を軽く曲げると内側にしわができます。

そのしわの内側付近を目安に探します。

東洋医学では心経に属するツボです。

こちらも強く押さず、

5秒程度押す。

離す。

これを3回程度行います。

反対側も同様です。

背中の姿勢について話しているのに、なぜ肩や肘を触るのでしょうか?

そこが今回体験してほしいポイントです。

胸郭を動かしたらどうなる?
肩を動かしたらどうなる?
腕を刺激したらどうなる?

少し違う場所へ刺激を入れたとき、自分の体がどう反応するのかを見ていきます。

セルフケア後にもう一度チェック

最初と同じ動きを行います。

肩を上げてストン。

次に腕を前から上げてバンザイ。

そして体を右・左へひねります。

最後に普通に立ってみましょう。

ここでも胸を張ったり、背筋を意識して伸ばしたりしません。

自然に立ちます。

最初と比べて、

肩が楽になった。

腕が上げやすくなった。

胸まわりが動かしやすい。

自然に背中が伸びているように感じる。

反対に、何も変わらない。

どれでも構いません。

変わったことも情報。
変わらなかったことも情報です。

変化があれば「自分の体はこういう刺激に反応する」という情報になります。

変わらなければ、今回確認した場所以外にも目を向けるきっかけになります。

セルフケアは正解を当てるゲームではありません。

自分の体を知っていく作業です。

50代・60代だから猫背になると決めつけない

年齢とともに体にはさまざまな変化が起こります。

ただ、

「歳だから猫背になった」

「もう巻き肩は仕方ない」

と、すべてを年齢だけで終わらせる必要もありません。

肩が動く。

胸郭が動く。

腕が上がる。

振り返ることができる。

呼吸できる。

今ある動きを少しずつ保っていくことも大切です。

目指したいのは、今日だけ見た目の姿勢を良くすることではありません。

10年後、20年後も自分の体で動けること。

旅行へ行く。

買い物へ行く。

自分の足で歩く。

好きなことをする。

そのためにも、

背筋を意識しなくても自然に動ける体

を少しずつ目指していきましょう。

まとめ|「姿勢を正す」から「自分の体を知る」へ

猫背だから背中を伸ばす。

巻き肩だから肩甲骨を寄せる。

それだけで終わらず、

なぜ今、自分の体はこの姿勢になっているのか?

と考えてみてください。

肩。

胸郭。

腕。

呼吸。

そして骨盤や脚など、姿勢にはさまざまな場所が関わっています。

セルフケアでは、

やる前に確認する
→ 整える
→ もう一度確認する

という順番を大切にしてください。

変わったことも情報。

変わらなかったことも情報です。

姿勢を無理やり作るのではなく、自分の体が何に反応するのかを知っていく。

それが、めぐり研究所でお伝えしている「体のつながり」と「巡り」の考え方です。

 

こちらの内容も詳しく解説しています。よかったら参考にして下さい

猫背・巻き肩・姿勢改善

【肩こり】姿勢が悪いから肩こるは勘違い?猫背と肩こりの本当の関係

2026年07月16日

「姿勢が悪いから肩がこる」

そう言われたことはありませんか?

猫背だから肩がこる。
姿勢を正せば肩こりは良くなる。

実はこの考え方に違和感を感じています。

私は15年以上整体師として多くの方の体を見てきましたが、肩こりの原因を「姿勢」だけで説明できるケースはほとんどありません。

今回は、

「姿勢が悪いから肩こる」は本当なのか?

東洋医学の視点も交えながら解説していきます。


なぜ姿勢を良くしても肩こりは戻るのか

多くの人は、

  • 猫背だから肩がこる
  • 姿勢が悪いから首が痛い

と思っています。

しかし考えてみてください。

姿勢を意識して背筋を伸ばしても、数分後には元の姿勢に戻っていませんか?

学校でも、

「姿勢を正しなさい」

と言われ続けてきました。

それでも猫背はなくなりません。

つまり、

姿勢そのものが原因なら、とっくに解決しているはずなのです。


姿勢は原因ではなく結果

私は、

姿勢は原因ではなく結果

だと考えています。

例えば、

疲れたとき。

無意識にこうなりませんか?

  • 背中が丸くなる
  • 肩が落ちる
  • 首が前に出る

逆に、

強いストレスを感じたときは

  • 肩が上がる
  • 首が固まる
  • 呼吸が浅くなる

こうした反応が起こります。

つまり猫背は、

悪い姿勢ではなく

体が今の状態を表現しているサイン

なのです。


肩こりの本当の原因は「防御反応」

体には防御反応があります。

疲労

ストレス

不安

緊張

こうしたものを感じると、

体は自分を守ろうとします。

その結果、

  • 首を固める
  • 肩を上げる
  • 呼吸を浅くする

という反応が起こります。

そして、

この状態が続くことで肩こりになります。

つまり、

肩こりは単なる筋肉の問題ではなく、

体が「もう少し休ませて」と伝えているサイン

なのです。


東洋医学で考える肩こりの原因

東洋医学では、

「流れれば整う
止まれば症状が出る」

という考え方があります。

肩こりも同じです。

特に関係するのが

膀胱経

頭から背中、腰、脚へ続く経絡

胆経

頭の横から体の側面を流れる経絡

三焦経

薬指から腕、肩甲骨へ続く経絡

これらの流れが滞ることで

  • 肩が重い
  • 首が張る
  • 頭がぼーっとする

という症状が出やすくなります。


肩だけ揉んでも改善しにくい理由

肩こりだから肩を揉む。

これは間違いではありません。

しかし、

肩だけを揉んでも戻る人が多いのも事実です。

なぜなら、

肩は結果として硬くなっている場所だからです。

本当に見るべきは

  • 腕
  • 呼吸
  • ストレス
  • 疲労
  • 巡り

なのです。


肩こり改善セルフケア

① 腕を20秒振る

肩こりの人は腕が硬くなっています。

両腕の力を抜き、

前後に軽く20秒振ってください。

ポイントは

「頑張らないこと」

です。


② 肩井(けんせい)

首の付け根と肩先の中間。

肩こりの代表的なツボです。

人差し指と中指で20秒押します。

期待できる効果

  • 肩こり
  • 首の張り
  • 頭痛
  • 疲労感


③ 手三里(てさんり)

肘のシワから指3本分ほど手首側。

上半身の巡りを整えるツボです。

20秒刺激してください。

期待できる効果

  • 肩こり
  • 腕の疲れ
  • 首の張り
  • 巡り改善


年齢のせいにしない

よく、

「もう年だから」

と言われます。

でも、

60代・70代でも元気な人はたくさんいます。

逆に若くても肩こりに悩む人もいます。

つまり、

問題は年齢ではありません。

大切なのは

巡りの状態

です。


まとめ

肩こりは

「姿勢が悪いから起こる」

のではありません。

本当は、

  • 疲労
  • ストレス
  • 呼吸の浅さ
  • 巡りの低下

によって体が防御反応を起こし、

その結果として姿勢が崩れているのです。

だからこそ、

姿勢だけを正そうとするのではなく、

体の内側を整えることが大切です。

まずは今日ご紹介した

  • 腕振り
  • 肩井
  • 手三里

から始めてみてください。

体は変わろうとしています。

そのサインを無視せず、

体との対話を大切にしてみてください。


まとめ

肩こり・首こり・坐骨神経痛などでお悩みの方は、まずは体の巡りを整えることから始めてみませんか?

あんじ整体研究所では、

「流れれば整う、止まれば症状が出る」

という考え方をもとに、セルフケアや体の本当の仕組みを発信しています。

YouTubeやLINE公式でも情報をお届けしていますので、ぜひご活用ください。

【猫背】背中や腰が痛くなる原因とは?姿勢だけではない本当の理由とセルフケア

2026年07月2日

video thumbnail for '【背中が丸い人へ】痛みは姿勢の問題じゃない〇〇が原因|伸ばさず出来る簡単セルフケア|大阪天王寺区あんじ整体研究所'

「最近、背中が丸くなってきた」「猫背が気になる」「腰が痛い。膝も痛い」

背筋を伸ばしたり、ストレッチをしたり、筋トレをしたり。やっているのに、なかなか変わらない人はとても多いです。

その理由はシンプルで、原因が「姿勢の外側」ではないから。

背中が丸い原因は「姿勢」ではない原因とは

 

まず、イメージしてほしいんですが、重たいリュックを前に抱えたまま立っていると、背中が自然に丸くなりますよね。

そのとき体がしているのは、背中を「直そう」としている行動ではなくて、バランスを取るための調整です。

猫背は、たいてい「原因」ではなく「結果」になります。

つまり、背中を伸ばすことだけに意識を向けても変わりにくいのは、猫背の“元”が別にあるからです。

猫背の原因は筋力低下・加齢より「内側の巡り」の崩れ

よくある一般論として、猫背や痛みの原因は「加齢(筋力低下)」「姿勢不良」だと言われがちです。もちろん一部は当たっています。

でも実際には、

  • 筋トレしても戻る
  • 姿勢を意識しても維持できない
  • ストレッチしても変化が乏しい

こういうケースが非常に多い。

ここで押さえておきたい考え方は、「体は骨と筋肉だけで立っているわけじゃない」ということです。

内側、つまり内臓と神経のバランスで体は保たれています。

東洋医学の見方でいう「滞り」の話

背中が丸くなる状態は、東洋医学的には滞りとして捉えられることがあります。

特に関係しやすいのが、暴行系の背面ラインと、内臓の働き。

イメージとしてはこうです。

  • 暴行系(背面ライン)が硬いと、背中が引っ張られやすい
  • 内臓の気や働きの巡りが滞ると内臓が下がり、体が前に引かれる
  • 回復力や姿勢維持の力が弱ると、体を支えにくくなる

結果として、内側が弱るほど背中が丸まって、腰や膝に負担がかかるという連鎖が起こります。

メンタル:「我慢・頑張りすぎ」も背中を丸くする

もう1つ、感情とも深く関係します。

背中が丸くなりやすい人には共通点があって、たとえば

  • 我慢が多い
  • 頑張りすぎる
  • 気を使いすぎる

この状態が続くと呼吸が浅くなり、内臓が硬くなって、体が縮こまる方向に入っていきます。

怖いことや危険があったときに体が丸くなるのは、守る姿勢になるから。赤ちゃんの体勢が丸いのも同じ理屈です。

猫背の症状チェックリスト

次の項目に、朝の状態として1つでも当てはまるものがあるなら、筋肉の問題より内臓の影響が先に来ているサインかもしれません。

  • 朝起きると体が重い
  • 背中が伸びにくい
  • 長く立つと腰が辛い
  • 歩くと膝に違和感が出る
  • 呼吸が浅いと感じる
  • お腹が硬い

伸ばさずできる簡単セルフケア3つ

ここから紹介するのは、背中を無理に伸ばす方法ではありません。

内側から整えるセルフケアで、しかも強く押したり頑張ったりは不要です。

むしろ逆で、優しく触れて、揺れを感じるだけで変化が出やすいです。

強い痛みがある場合は無理をせず中止してください。痛気持ちいい範囲で止めるのが基本です。

セルフケア① 経絡(膀胱経)をゆらす

上半身(揺らし)

  1. 椅子に座る
  2. 手の小指をお腹と大腿のあたりに当てて、体を軽く折り曲げる
  3. 挟んだ手を離し、足先より10cm先の床を触るつもりで手をつく
  4. 背骨が伸びている感覚があれば、左右に30秒ゆらす

ポイントは「うまくやろうとしない」こと。左右で違う感じがする、片側が重いなどの感覚でOKです。

下半身(膝上を押さえて揺らす)

暴行系の背面ラインは、背中に引っ張りが出やすい通り道です。ここを“刺激でほぐす”というより、揺れで緊張をゆるめるイメージで行います。

  1. 太ももの付け根(膝上真ん中、太ももの付け根の順)を軽く触れて押さえる
  2. 膝を上下に20秒ゆらす
  3. 太もも裏の中央、膝上も同様に20秒ずつ
  4. 反対側も同じように行う

注意:強く押さない、揉まない。感じるだけで十分です。強く刺激すると筋肉が固まり、守りモードに戻りやすくなります。

腰痛や膝の違和感がある人にもおすすめで、目安としてそれぞれ3セット行います。

セルフケア② 内臓(お腹)を調整する

背中が丸くなりやすいのは、姿勢や筋肉だけが原因ではなく、内臓の影響が大きいことがあります。

内臓が弱って働きが落ちてくると、内臓が下がりやすくなり、体は自然な姿勢を取りにくくなる。だからこそ内臓の巡りをよくして内側から整える必要があります。

やり方(座ったまま軽く指で描くように触れる)

  1. 座った姿勢で、溝の落ちるあたりからお腹を円で描くように軽く指を当てる
  2. 指が軽く沈む程度で、3秒押さえて移動
  3. 肋骨の際、腹側の側面、下腹部などを順に触れる

ポイントは、押し込みではなく軽く意識して触れること。理想は指が中に入る感覚ですが、無理は不要です。

目安として3セット行います。

追加で「お腹を下から上へ」緩めるケア

  1. おへそから指2本分上のあたりに指を当てる
  2. 溝落ちに沿って下から上へ押さえる
  3. 3秒押さえて離すを繰り返し、目安は1周を3から4分割程度

ここは疲労感が多い人も緩めるのが有効です。

このお腹ケアのコツは、押すというより指を沈めるイメージで行うこと。

内臓が硬くなると前に引っ張られるので、背中を直接がんばるより、内臓を緩めるほうが先に起こりやすいです。

こちらも3セットが目安です。

セルフケア③ 肋骨を呼吸と一緒に緩める

肋骨は外側の刺激だけではほぐしにくい部分。

だから呼吸と動きを連動させて、ゆっくり緩めます。

呼吸(吸6秒、吐4秒)

  1. 座って手を組み、上に上げる
  2. 6秒吸う
  3. 途中で2秒ためて、4秒で吐く
  4. 吐く時に全身で屈むように力を抜く

吸う時は鼻から。吐く時は吐き切って力を抜くイメージです。

後ろにそらす(腰に違和感があれば止める)

  1. 手を組んで上に上げる
  2. 次に後ろにそらす
  3. 吸う時に目いっぱい動かし、そこで2秒ためて4秒で吐く
  4. 吐く時は力を抜く

腰に違和感がある人は、その時点で止めてOKです。

腕を組んで左右に倒す

  1. 腕を組み、首全体に痛みが出ない範囲で左右に倒す
  2. 吸って、吐きながら倒す

呼吸が浅いと肋骨が硬くなりやすく、内臓が動かなくなって背中が丸まりやすくなります。だから呼吸は姿勢とつながっています。

このセルフケアもそれぞれ3セットが目安です。

セルフケアの意外なポイントは「頑張らない」こと

今回のセルフケアで一番大事なのは頑張らないことです。

  • 強くやればうまくなるわけではない
  • 強く頑張るほど、体は守りモードに入りやすい
  • 痛みのポイントは痛気持ちいいところで止める

目的は、いわゆる“詰まり”の通り道を通すこと。動かすだけで変化が出やすいのが特徴です。

「変わらない」も大丈夫。大事なのは変化があったか

セルフケアの前後で、動きが楽になった人が多いと思います。

ただし、変化の大きさより重要なのは変化があったかどうか。

少しでも違和感が減った、肋骨が動きやすい、お腹が柔らかく感じる。そういう小さな変化でも「原因に触れている」サインです。

逆に怖いのは、痛みが減ったのに動きが悪い、力が入らないという状態。

これは改善ではなく、感覚が落ちている可能性があります。

まとめ:背中は姿勢の問題ではなく「内臓・呼吸・巡り」のサイン

今日のポイントをまとめます。

  • 背中が丸いのは姿勢だけが原因ではない
  • 内臓、呼吸、巡りが崩れると、背中や腰、膝に連鎖して出ることがある
  • だからセルフケアは「伸ばす」より内側から整える
  • 強くやらず、痛気持ちいい範囲で、揺れや呼吸の変化を感じる

痛みや違和感は体からのサインです。

サインが出ているうちは、まだ戻せます。毎日の小さなケアで、確実に体は変わっていきます。

【天王寺姿勢】猫背を治す4つのメソッド

2026年04月14日

猫背が治らない、本当の理由

実は、猫背は肩や首のこりだけでなく、内蔵や自律神経にまで影響することが分かっています。そして何より猫背はカッコ悪いです!また、猫背を治す意識や改善しても治らないとよく相談を受けます。治らないじゃなくて、治せないのだと思います。その理由を暴露していきます。

私自身、仕事でパソコンに向かっている時や、プライベートでスマートフォンをいじっている時、歩いている時、食事をしている時など、あらゆる生活シーンで私は猫背でした。

そのネコ背には????大きく4種類あります。ここが、ポイントです。 それぞれ対処方法が違う????で間違った方法で治療を 受けたり、ストレッチしても効果がありません。 そもそもこんな事になるに????ハッキリした理由があります。

○携帯を見すぎている????か。
○パソコンを使い過ぎている????か。
○寝ながら本を読んでいる????か。
○座りかたがわるい????か。
○また????、肩や背中????筋肉が固くなりすぎて、首に負担が掛かっている????か・・・

なんらか????理由がある????です。

そんな根本にフォーカスしないと、何十回、何百回マッサージしても元に戻ります。

まず、あなた????日常生活をチェックします。

□横座りやあぐらが多い
□机に向かうことが多い
□いつも机に肘をつく
□4時間以上続けて座る
□ソファに座る
□頻繁にうつぶせで本を読む

【危険!】など????の行為????は猫背まっしぐらです。
また、ふくら????ぎが疲れやすい、下腹が出ているなどという????もネコ背が原因????可能性があります。ネコ背と言っても大まかに4種類あります。首ネコ背、背中ネコ背、腰ネコ背、腹ネコ背
それぞれ解説と対策をしていきます。

1 首ネコ背

これ????横から見て、顔だけが体より出ているようなタイプです。こ????場合????、首肩が凝る????????もちろん、呼吸器系にも負担がかかりやすく、 風邪を引きやすくなります。。。 まず、鏡で自分????横姿をチェックしてください。 そこで首が出ているようなら????、しっかりとあごを引きましょう。 毎日、慣れるまで????鏡や窓ガラスでチェックしてください。

 

≪肩甲骨を寄せるストレッチ!≫
【解説】 手を後ろで組んで、腕を上に あげように動かします。肩甲骨が 寄る感じがしたら5秒キープ これを3セットやってみてください。

 

2 背中ネコ背

よくある猫背????イメージ像です また、胸焼け、胃痛がある方????こ????猫背にも影響があります。
≪バスタオルを使ったストレッチ!≫
【解説】 対策として????、肩甲骨????下あたりに適度な大きさ に丸めたバスタオルを敷いて、ぐっと体を 伸????します。胸が広がって呼吸がしやすく なります。10~15秒キープして3セット行ってください

3 腰ネコ背

こ????姿勢????典型的な腰痛????方に多いです。また、便秘や下痢????なりや すい人。女性なら生理痛????重い人もこれに該当します。
典型的な姿勢????コレ見た目も残念な座り方ですよ????・・・ 椅子に座る時に浅く座り、 背中だけ預けてダラ~ンと座るコレ????要注意!!です。

 

 

≪上半身を反らすストレッチ!≫

【解説】 こ????対策として????、ヨガでも馴染み深いうつぶせ ????状態から上半身を反らせるポーズです (赤線????個所がポイントです) 10秒キープを3セット行ってください

 

 

 

4 おなか猫背

こ????症状????特に、女性????方に多いです。お尻????一見キュッとあがって見える????ですが、お腹が出ている というような感じです。出産を考えている方????こ????姿勢????注意して下さい。

≪骨盤????位置を戻すストレッチ!≫

【解説】 片手をお尻にもう片手????お腹に手を置いてください。
膝をまげずに、前後動かして下さい。 10回3セット行って下さい改善方法????お尻を後ろに 上げる????で????なく、少し前にグッと出すような姿勢を 心がけて下さい。
※またこ????姿勢が維持出来るようになったら歩く時にも意識してみて下さい。

 

最後に…

メンタルで悩んでいる人????、背中がどんどん丸くなってきます。 また気づいたら腕????付け根(肩)が前にめり込んでいるということもあります。 パソコンデスクと椅子????高さ????OKですか? 常に腕が無理な体勢でデスクにあるようで????疲れてしまいます。 そして、リラックスする事がオススメです。 お風呂上がり????軽いストレッチ????時間がかかるも????????、確実に身体を変えてくれます。 じっくりとした運動????加齢とともに弱くなる筋肉も助けてくれます。
継続????力です????で、根気よく続けて下さい。

猫背を一瞬に治す方法はこちらのページへ!!



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