【熱中症対策】水分を飲んでも改善しない人へ|巡り不足が原因かもしれません
2026年07月22日
暑くなると「熱中症対策には水分補給が大切」とよく言われます。
もちろん水分を摂ることはとても大切です。
しかし、
「こまめに水を飲んでいるのに体がだるい」
「頭がボーっとする」
「足がつる」
「疲れが取れない」
そんな方も少なくありません。
実は、水分だけでは改善しないケースがあります。
東洋医学では、その原因を**「巡り不足」**という視点から考えます。
今回は、西洋医学と東洋医学の両方の視点から、熱中症と巡りの関係について分かりやすく解説します。
目次
- 熱中症は水分不足だけではない
- 巡りが悪いと体は熱を逃がせない
- 東洋医学で考える「気・血・水」
- 五臓から見る熱中症になりやすい人
- 今日からできるセルフケア
- まとめ
熱中症は水分不足だけではない
熱中症というと、
「水を飲めば大丈夫」
と思われがちです。
しかし実際には、
水分を十分摂っていても熱中症になる人がいます。
なぜでしょうか。
それは、
体の中で水分がうまく運ばれていないからです。
どれだけ水を飲んでも、
必要な場所へ届けられなければ、
細胞は水不足のままになります。
つまり、
飲む量よりも”巡らせる力”が重要なのです。
巡りが悪いと体は熱を逃がせない
私たちの体は、
汗をかき、
血液を循環させることで体温を一定に保っています。
しかし、
巡りが悪くなると、
- 熱が体にこもる
- 汗がうまく出ない
- 水分が偏る
- 酸素や栄養が届きにくくなる
という状態になります。
その結果、
熱中症になりやすくなるだけでなく、
疲労感や頭痛、筋肉のけいれんなども起こりやすくなります。
東洋医学で考える「気・血・水」
東洋医学では、
体は
- 気(エネルギー)
- 血(栄養)
- 水(体液)
この3つが巡ることで健康を保つと考えます。
熱中症は、
単に水が不足しているのではなく、
気・血・水すべての巡りが乱れた状態とも考えられます。
例えば、
気が不足すると、
汗を調節する力が弱くなります。
血が不足すると、
熱を全身へ逃がせません。
水の巡りが悪くなると、
むくみや脱水が同時に起こることもあります。
五臓から見る熱中症になりやすい人
① 心タイプ
汗をたくさんかく
動悸がする
眠りが浅い
顔が赤くなりやすい
心は体温調節にも関わるため、
夏は特に負担がかかります。
② 脾タイプ
疲れやすい
食欲がない
胃腸が弱い
水分代謝が苦手
脾は水分を運ぶ働きがあります。
ここが弱ると、
飲んでも巡らない状態になります。
③ 腎タイプ
足がつる
腰がだるい
夜間頻尿
慢性的な疲労
腎は生命エネルギーの土台です。
年齢とともに弱りやすく、
高齢者ほど熱中症リスクが高くなる理由の一つとも考えられます。
今日からできるセルフケア
① 深呼吸
鼻から4秒吸う
口から6秒かけて吐く
これを10回。
呼吸が深くなることで、
横隔膜が動き、
全身の巡りが良くなります。
② 手首・足首を動かす
手首を10回回す
足首を10回回す
末端を動かすことで、
全身の血流が促されます。
③ 内関(ないかん)
手首の内側、
手首のシワから指3本分ひじ側。
軽く10回押します。
自律神経を整え、
暑さによるだるさにもおすすめです。
④ 太谿(たいけい)
内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
左右10回ずつ。
腎の働きを助け、
体力低下や疲労感にも役立つツボです。
水分補給のポイント
一度に大量に飲むのではなく、
少量をこまめに飲むこと。
汗をたくさんかく場合は、
塩分やミネラルも意識しましょう。
冷たい飲み物ばかりでは、
胃腸が冷えて巡りが落ちることもあります。
常温や白湯を取り入れるのもおすすめです。
まとめ
熱中症対策は、
水分補給だけでは十分とは言えません。
大切なのは、
体の中で水分をしっかり巡らせること。
東洋医学では、
気・血・水が巡ることで、
体は本来の力を発揮すると考えます。
暑い季節こそ、
水分を飲むだけでなく、
呼吸を整え、
手足を動かし、
巡りを意識してみてください。
体は無理やり変えるものではありません。
整えば、勝手に変わります。









